その人の世界
エンタメ・カルチャー
2017.5.26

認知症介護小説「その人の世界」Vo.26大切な君へ

大切な君へ。ちょっと真面目な話だよ。 今日の僕も帰り道を間違えなかったみたいだね。メモの作り方がうまくなったから、メモさ
エンタメ・カルチャー
2017.5.22

認知症介護小説『その人の世界』vol.25 私に言わせれば

まえがき 今回の物語は、前回の物語(認知症介護小説『その人の世界』vol.24)と全く同じ場面を描きました。主人公は、前
エンタメ・カルチャー
2017.4.13

認知症介護小説『その人の世界』vol.24

もうどこにも行きたくない。誰にも会いたくない。 私には馴染みの集まりがあった。この地域に引っ越してきた八年前から地区の婦
エンタメ・カルチャー
2017.4.10

認知症介護小説『その人の世界』vol.23

~まえがき~ 阿部さま お世話になります。 世の中誤解があるのですが、胃ろうなど経管栄養の方のお楽しみ食は、アイスクリー
エンタメ・カルチャー
2017.3.10

認知症介護小説『その人の世界』vol.22

なんやこれ。ただのお湯やないの。 「ちょっと、ちょっと」 私はエプロンをつけたお姉ちゃんを呼び寄せた。 「はあい」 甲高
エンタメ・カルチャー
2017.2.7

認知症介護小説『その人の世界』vol.21

もうあれから3日が過ぎた。 いったんここで宿を取り、翌日からヨーロッパへ骨董品の買い付けに行く予定だった。 息子と私は2
エンタメ・カルチャー
2016.11.7

認知症介護小説『その人の世界』vol.20

今の時代だとペンションていうのかしら、こういうの。 要するにお泊りする所なのよね。お部屋におトイレがついていて、食事は決
エンタメ・カルチャー
2016.10.24

認知症介護小説『その人の世界』vol.19

物干し竿みたいな棒が二本、横に並んでいる。腰くらいの高さのそれは、どうやら伝って歩くためのものみたい。 「はい、立ってく
エンタメ・カルチャー
2016.10.3

認知症介護小説『その人の世界』vol.18

朝の8時はパトロールの時間だ。 交番の仕事を定年で辞めてから、私はそれまで副会長として携わってきた町内会の会長を務めるこ
エンタメ・カルチャー
2016.9.2

認知症介護小説『その人の世界』vol.17

正直、この部屋は薄気味悪いのです。 お世話になっているのに文句は言えないのですが、私はこの部屋にはいたくありません。常に