仕事と介護を両立! ワーキング・ケアラーななの認知症介護日記はじめます!

はじめまして。会社員として働きながら、アルツハイマー型認知症の母を在宅介護しているななです。母が認知症になってから、戸惑いと混乱の連続で、苦しい毎日を過ごしてきました。でも、介護が始まって早4年。最近、気持ちがようやく上を向いてきたので、日々の介護生活で感じることや、働きながら在宅介護するうえでの悩みを書いていきたいと思います。よろしくお願いします!

43歳、独身。仕事と介護の両立、現在進行中!

まずは簡単に自己紹介をさせてください。

ななちゃん私(43歳、独身)
平日はフルタイムで勤務中。仕事は続けていきたい…。

母母(80歳、アルツハイマー型認知症)
要介護度3⇒現在要介護度1。認知症を発症したのは6年前。もともと、気配りができておおらかで、友達の多い社交的な人でした。

10年ほど前、母が体調を崩したのをきっかけに、母との二人暮らしがはじまりました。父は私が高校生の時に他界、弟は少し遠くに住んでいるので、長女である私が主介護者になって、介護と仕事を両立する日々を送っています。

まさか、自分の母親が認知症になるなんて

母が認知症になるまでの私は、30代の独身生活を満喫していました。仕事もプライベートもそれなりに楽しく、忙しいけれど充実した「当たり前の日常」を過ごしていたのです。将来への不安も、ないわけではなかったけれど、そんな当たり前の日常が、これからも当たり前のように続くものと思っていました。

そんなお気楽な日々が、突然終わったのが、約6年前。母がアルツハイマー型認知症を発症しました。74歳のときです。最初は何が起きているのか分かりませんでした。いつも穏やかだった母が、怒りっぽくなり、実の娘である私に向かって「財布を盗んだ!」と責め立てる日が続きました。そのうち、母と顔を合わせることすら苦痛になり、毎晩のように友達と飲みに行って気を紛らわせ、母が寝静まった頃に帰る日々を繰り返しました。今思うと、現実逃避以外の何ものでもありません。

当時の私は、認知症についての知識が全くなく、何をどうすればいいのか、どうやって母に接したら良いのかわからず、ただただ混乱するばかりでした。そんな日々が2年ほど続き、母の症状は少しずつ進んでいきました。

もしかして介護うつ?

母の症状が進むのと同時に、私自身にも変化が起きました。 些細なことに対してイライラし、何をするのも億劫になり、人と会うことも面倒になって、出歩くことがめっきり少なくなりました。母のいる家にはいたくないけど、他に行きたいところもなく、仕方なく会社と家を往復する、そんな生活に変わったのです。 会社の人から、「元気ないね」と言われても、愛想笑いを返すことしかできませんでした。当時、私はまだ30代で、まわりに介護経験者はほとんどゼロ。誰にも相談できない日々が続きました。軽い介護うつだったのかもしれません。

介護のどん底から立ち直るヒントは、情報を取りに行くこと

今もまだ、介護に対する不安や焦りが消えたわけではありません。人と会うのを億劫に思うことも多いし、何か新しいことを始める気力も、以前ほどはありません。 でも、一時期のどん底は脱したように思います。なんでだろう。それは、インターネットや書籍で認知症のことを調べたり、介護イベントに参加してみたり、自分なりに色んな情報を吸収して、介護のヒントが見えてきたからです。介護に対して何となくやっていけるような気持ちになったのは、わりと最近のことです。

認知症について色々と調べるうちに、母との接し方が分かってきました。それと同時に、今まで本当に多くのことを「知らなかった」のだと気づきました。 かつての自分がそうだったように、介護の入り口で行き詰まっている人は多いんじゃないかと思います。この連載を通して、自分の経験が少しでも誰かの役に立ったり、参考になればいいなと思います。また、認知症の人と介護する人に対する世の中の関心が深まると嬉しいです。

次回以降は、突如はじまった認知症介護の日々について書いていきたいと思います。よろしくお願いします!

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なな
会社員として働きながら、同居の母(アルツハイマー型認知症:要介護4)を在宅介護している。1971年生まれ。「親の介護は誰にでも起こりうる。だから、もっと多くの人に関心を持ってほしい。親が認知症になったって人生終わりじゃない。貴重な人生経験。」との想いから、ブログ「親が認知症になったら、どうする?」をゆるーく運営中。
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