親のトイレ介助で困ったことTOP4&便利グッズ

親のトイレ

レビー小体型認知症が疑われる父の介護をしています、えふです。日常生活で父が苦手なことの代表がトイレに行くことです。なぜか分かりませんが、かなり初期からトイレだけは苦手になりました。排泄は生活に欠かせない行為ですし、服を濡らしてしまうと本人もショックを受けることもあります。ただトイレの介助はデリケートな面もあり、なかなか工夫も必要ですので、いくつかエピソードをご紹介します。

紙おむつを使わない理由

アテント 紙パンツにつける尿とりパッド6回吸収 16枚(パンツタイプ用)
身体の状態に応じて紙おむつが登場したりもします。一度試しに私も紙おむつで過ごしてみました。「安心の○回吸収」などと書いてありますが、本人はきっと“安心”は感じられないと思います・・・。

私は紙おむつで用を足すことはかなり勇気が要りました。それ以来、本人がトイレに行きたいと言う時は身体が動く限りはできるだけトイレに連れて行きたいと思うようになりました。今ではトイレに行きたい時は、基本的に父から「トイレ行くの手伝って」とか「誰かトイレ行かない?」など声をかけてきます。

父の排泄介助で苦労したことTOP4

父の排泄介助が始まって苦労したことを順に挙げるなら、次の4つです。

トイレに座ってくれない
座って用を足すように習慣をつけることは初期にできたのは介助の上では楽だったとは思いますが、パーキンソン症状がひどく出てからは、用を足すために座ることがまず一苦労でした。

身体の硬直がひどくガクガク震えだしたり意識朦朧としていても「トイレで用を足したい」という意思が強い父をどうしたらいいのか試行錯誤を繰り返す日々でした。当時はどうしようもなくただトイレを簡単に掃除できるように掃除グッズを近くにそろえることが唯一の対策でした。

夜中のトイレで激しく抵抗される
1.5時間~3時間おきで父はトイレに起きます。父は寝ぼけていると混乱がひどくなるため、用を足したくて仕方ないのに「こんなところはトイレじゃない!」とか「ズボンを下げる必要はない!」と激しい抵抗が始まることがあります。

変な夢を見ていたあとなどは夢の世界から出てきてくれないので話が通じないどころか攻撃的になったりもします。介助する側はひたすら途方に暮れるだけ。これには今でも打つ手はありません。

外出先でトイレが見つからない
男性用・女性用とトイレが分かれているところでは対応ができません。事前にトイレの設備がどうなっているかを調べることもあります。けれども一度“大丈夫”なはずのトイレを使えないことがありました。「障がい者用」と書いてあり、父が「僕がここを使うのは申し訳ないから使えない」と言うのです。

最近は多目的トイレが増えてきましたが、設備の整備が間に合わなくてもちょっとした表記方法だけでも使用しやすい人が増えるのではないかと思います。

父に恥ずかしそうにされる
座っても確実に便器の中に用を足せるわけではありません。プライベートなことですし、父の意識がはっきりしてくると本人も「出てて」と言うこともあります。こういう時は同性同士の方がいいこともあることを痛感します。

あると便利な紙コップ!

ECONOMY紙コップ5オンス【ホワイト】3000個
確実に便器の中に用を足す方法をだいぶ試行錯誤しましたが、今はとても簡単な方法を見つけました。紙コップを使うのです。便器から飛び出しそうな箇所に紙コップをあてると、座って用を足すときに便器の前から飛び出ることが防げます。もともと安く売っていますし、数回はすすいで使用できるので、我が家ではトイレに紙コップが常備してあります。外出時にももちろん紙コップを持っていきますが荷物にならないので簡単です。

尿の飛散をふせぐ便器の壁をDIY

また便座と便器の間に隙間が空いているのをご存じでしょうか。色々さがしてその隙間が小さいモデルをひとつだけ見つけましたが、トイレを取り換えるのはそれなりに大変なことです。DIYが得意な姉が便座裏に隙間を作らないための“壁”を作りました。100均のプラスチック板を曲げてグル―ガンで固定、その周りをコーキングでカバー。写真で解説すると、次の通りです。

認知症介護 トイレの工夫
便座裏にグルーガンで隙間を作らないための“壁”を作って・・・
認知症介護 トイレの工夫
隙間対策、完了!

これがあると紙コップ法が使えないときなど(たまに父一人でトイレに行くこともあります)役に立ちます。

もし、この記事の内容が誰かの介護に役立てば、嬉しいです。

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えふ

えふ

今年80歳の父を71歳の母とともに実家で介護をしています。「認知症」が私の人生に入ってきてから約3年です。現在は自宅に一人住まい、平日は仕事をして週末実家に通っています。もともと福祉関係に興味があり実家での介護生活の時間の有効活用で住環境福祉コーディネーターの勉強をしたけれど、その他福祉関係の資格は実務経験が求められることが多く、現在の仕事をしながらできる福祉関係の勉強を模索中です。YouTubeで見るケアの方法を週末父で試すことが現在の楽しみです(大抵うっとうしがられて失敗に終わります)
介護のお仕事

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