スウェーデン社会研究所では、12月17日(木)、医療福祉ジャーナリズムの専門家でもある藤原 瑠美氏による講演会「スウェーデンのケアの概念としてのオムソーリ」を行います。スウェーデンでは、先進国に先駆けて、より良い介護のあり方を模索しながら、現在の高度な福祉社会をつくりあげてきました。世界中から注目を集めるスウェーデン式の認知症ケアの理念・ケアの手法を学べる貴重な機会です。ご参加はどなたでも可能。ご興味のある方は是非エントリーください!
開催概要
開催概要は、下記の通りです。
イベント名
第181回 スウェーデン研究講座 「スウェーデンのケアの概念としてのオムソーリ」
日時
平成27年12月17日(木)講演:午後6時~8時(5時半開場)
場所
スウェーデン大使館1階ノーベルオーディトリウム(港区六本木1-10-3) 駐車場はありません。
講師
藤原 瑠美氏 博士(医療福祉ジャーナリズム学)福祉勉強会ホスピタリティ☆プラネット代表
※氏は母上を10年間自宅介護なさったご経験もあり、その介護に関する著書もございます。
会費
スウェーデン社会研究所会員、スウェーデン語講座、文化講座受講者は無料、その他1000円、学生500円(当日受付にて)
申し込み方法
下記メールもしくはお電話、FAXで参加申し込みの旨ご連絡ください。
jiss12@nifty.com
電話:03-5661-6035 fax 03-3655-1596
申込方法
主催:スウェーデン社会研究所
HP:http://www.sweden-jiss.com
講師 藤原瑠美氏より
スウェーデンの基礎自治体エスロブ市(3万人)のケア現場の定点観察を続けました。すると、現地では認知症になっても重度化せずに、多くの人が短時間のホームヘルプで独り暮らしできているという事実に気付きました。その背景を分析すると、基礎的な医療知識を身につけた介護スタッフunderskoterska(アンダーナース)がカギを握っていることが明らかになりました。
1970年代末、社会保障や福祉制度の質を高めるため、スウェーデンはオムソーリ (Omsorg)という古い言葉を見直しました。それから30年後、エスロブ市のアンダーナースの働き方に見つけたオムソーリ(Omsorg)についてお話しさせていただきます。

認知症ONLINE 編集部

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